大工の話

 梱包して京都へ [:W225,right]

由緒ある燭台を京都に送るため、頑丈な箱をこさえました。文化財修理保存連盟仲間の「漆・飾り金物の職人さん」よろしくお願いいたします。

 営業アドバイス [:W300,right] [:W300,right]

今後の当社の方針や営業に関して、経験豊富な方々にアドバイスをしていただきました。ありがとうございました。昼食は昨日の竹の子ざんまい。棟梁+お母さんお料理のお弁当です。

 大工の昼休み

[:W300,right] [:W300,right] [,W300,right] 大工工事現場の昼休み、若者たちは和気あいあいとなごやかに話をしたり、一服したりして過ごします。午後の作業に向けて充電中です。

 上げ下げ窓[:W300,right]

明治・大正・昭和初期、近代洋風建築にさかんに設置された「上げ下げ窓」をご存知ですか?両側の壁内部に窓と同じ重さのふんどうが下がっており、それとバランスが合っているので窓は半分開きでも止まっています。現在、歴史的建造物の貴重な上げ下げ窓が次…

 棟札[:W300,right]

工事が終了し、お施主様・職人・設備業者を記した「棟札(むなふだ)」をお届けいたしました。「100年くらいすぐ経つからね、こんな記録がとても重要になるんだ」と、喜んでくださいました。お寺様はじめ、関係者皆様ご協力ありがとうございました。

 木工技術[:W300,right]

技術を身につけるには、できるようになるまで頑張らなければなりません。入門1年(もうすぐ2年目)の若者がこつこつ努力しています。技術はお金で買えないし、空からも降ってこないからね。でも、一度身に付けた技術は誰にも奪われない上、社会の役に立ち、…

 棟札(むなふだ)[:W300,right]

「いついつ誰々がこんな工事をしました」と記録して屋根裏に納める「棟札」。松本棟梁が真剣に本番書きをしています。ずーっと残りますからね。

 竹格子[:W300,right][:W300,right]

ここは、著名な哲学者が執筆なさった歴史的建造物の床下です。従来の鳥獣除け竹格子がボロボロになったので、青竹できれいに修理しました。昨日の竹バーベキューはこの準備でした。

 大工仕事です[:W300,right]

これは「竹のバーベキュー」ではありません。青竹の「油抜き」という下処理をしているところです。

 寄付札 [:W300,right]

お寺様の工事原資は、役員・檀家・信徒さんなどの浄財によります。「この方がいくらご寄付してくださりました」と記録するのが「寄付札」。50年前の金四萬円は、当時にしたら大金だったことでしょう。多くの皆様が心ひとつにして、祈りの空間ができています。

 ねんきの道具[:W300,right]

ちょっとした修理のため、松本棟梁が自分の道具セットを広げました。おお、年季が入った大工道具たち。いぶし銀が歴史を語っていますね。まだまだお世話になるアイテム、これからもよろしくお願いします。

 お飾り[:W200,right]

本日、松本棟梁が作業場入口に飾ったのがこちら。いかがですか?なかなか素敵でしょう? 皆様良いお年を…。

 竹の花入れ[:W300,right]

年末恒例の作業がこれ、お正月用「竹の花入れ」づくりで、華道師範宅にお届けします。棟梁がうーんと唸りながら健闘。横で見ている若い大工は良いお勉強になりますね。

 小屋裏[:W300,right]

棟があがり、屋根の下の部分「小屋裏」が出来てきました。天井を貼る前の、今だけ見上げられる壮観な光景です。すごい、すごーい!ですよね。木造、かっけ〜!

 小屋組・屋根下地 

[:W300,right] 工事現場での夕暮れ時のひとこま。若い大工、かっけー!!

 削ろう会[:W300,right][:W300,right][:W300,right][:W300,right]

鉋(かんな)マニアが削りの薄さを競うイベント「削ろう会」に行きました。1000分の1mmの薄さだそうです。すごーい!久し振りに、大好きな「福井の宮大工直井棟梁」にお会いできてうれしいー!松本棟梁は新潟の鍛冶屋「舟弘さん」の道具にうっとり、でした。

 縁の下[:W300,right][:W300,right][:W300,right]

先日屋根に登ったと思ったら、今日は縁の下。小動物よけ竹格子がはずれてしまったので、修理前の調査です。くもの巣だらけの低い場所をうんうん唸りながら実測します。古建築修理はいつもこんな作業からスタートです。

 野地板[:W300,right][:W300,right]

このように現場に合わせ、垂木・野地板をはめて大工修理作業は完了です。次は瓦屋さんの出番です。(瓦屋さんはお忙しいそうなのでしばらくはシートでしのぎます)

 継ぎ手(つぎて)[:W300,right][:W300,right]

松本棟梁が切り取った棟木を「台持ち継ぎ」という工法で新材を継ぎ足し、修理しています。

 棟木[:W300,right][:W300,right]

雨漏りしていた屋根の下地をめくり、朽ちている棟木・垂木(たるき)を新材に取り替えます。若い大工にとって良い勉強になる現場です。

 屋根下地[:W300,right]

天気も回復し雨漏り修理が始まりました。瓦をめくると、ぽっかり「穴」が登場。棟木と屋根下地が腐っていました。これでは漏りますね。

 雨仕舞い[:W300,right] [:W300,right]

とり急ぎ、雨漏りの応急手当と雨仕舞いが完了しました。皆さーん、台風がきますよー!準備は大丈夫ですかー?

 雨漏り[:W300,right]

歴史あるお宅から、先日の台風18号で雨漏りし緊急に来て欲しいとのご連絡。さっそく棟梁が見に行くと、どうやら棟(むね:屋根のてっぺんの横木)が折れている模様。しかし、次の台風が近付いているので、今は修理を始めず、シートをかぶせて応急処置をする…

 日中韓その2

竹中工務店ギャラリー展示では、珍しい大工道具もたくさん展示されています。(許可のもと撮影)中国・韓国の鉋(かんな)は棒の部分を握り「押して」使います。日本では「引いて」使います。伝来上陸後、どうやらわが国で応用し使い方を変化させたようです。…

 日中韓

竹中工務店東京本店ギャラリーエークワッドにて「日中韓 棟梁の技と心」を見て来ました。中国・韓国の大工道具や加工技術をしみじみながめた棟梁は「やはりわが国の大工技術は大陸から伝来したんだなあ」と納得していました。日中韓、これからも友好な文化交…

 継ぎ手2 [:W300,right]

こちらは「鎌継ぎ(かまつぎ)」です。「かっけーその2」です。入門半年の若者頑張っています。

 継ぎ手 [:W300,right]

山積みの木材、手道具を駆使して、「蟻継ぎ(ありつぎ)」加工中です。かっけー!でしょ!?

 若い力[:W300,right]

お相撲界では新人の活躍が話題ですが、こちらも、今年4月20歳で入門した若者、棟梁が「成長したなあ」と絶賛。大活躍!マスクは風邪ではなく「木の粉」防御だそうです。

 鉄筋コンクリート[:W300,right]

鉄筋コンクリート造りの寺院本堂、建築わずか42年で雨漏りが始まり、建築士さんのご案内で見に行きました。「やはりわが国伝統の木造に」と建て替える計画があるそうです。

 六寸柱[:W300,right]

次の工事に使用する木材が到着しました。六寸(18cm)の柱です。重いよねー!若い大工と先輩大工、頑張っています。