歴史的建造物

 ベイウィンドウ

大正ロマン満点のホテルロビー。ベイウィンドウから水が入り壁にしみが出ました。建具職人さんに外から窓を確認していただいているところです。(心霊写真ではありませんよ)

 ご説明[:W300,right]

哲学者が執筆活動をしたという歴史的建造物の工事が終了しました。管理担当者さんに松本棟梁が工事内容をご説明しているところです。「きれいに直りました。ありがとうございました。」と言っていただきました。

 桐[:W300,right]

修理の打ち合わせに伺った歴史的建造物の和室欄間です。白かった桐の板が90年間でこのような重厚な色になりました。当時は海が見えた部屋だったので、かわいい浜千鳥が飛んでいます。

 鎌倉風致保存会[:W300,right]

昭和39年、鎌倉鶴岡八幡宮背後の山林開発が市民と文化人の反対運動で守られました。日本初ナショナル団体といわれる「鎌倉風致保存会」。来週事務所が移転するのでお手伝いをしました。

 左官芸術[:W300,right]

鎌倉市認定景観重要建造物「旧小児科室内」で打ち合わせでした。電灯がぶらさがっている天井に、大正時代の左官職人さんが「うさぎさん」と「大根?(人参かも)」をこてで作った芸術作品です。100年近く、子供達が見上げ続けたうさぎさんです。

 哲学者宅[:W300,right]

こちらは哲学者が執筆活動をした邸宅です。長くて日当たりの良い縁側、お布団を並べて猫とごろごろしたくなる空間です。

 雲太(うんた)[:W300,right]

昨日たくさん反響をいただいた出雲大社の模型。これは島根県立松江工業高等学校建築都市工学科学生の作品です。10世紀に「雲太(うんた)」とよばれる高さ約48m、中心の柱(心御柱)の直径約3.6m、階段の長さは約109mあったと推測されている出雲大社。古…

 老欅荘[:W300,right]

小田原市主催「職人学校」を企画中。昨日は下見で小田原へ行きました。素晴らしいお茶室を見てきました。小田原って良いところなんですね。

 土台[:W300,left] [:W300,right]

「土台部材」は地面に近いので湿度を含みやすく、古建築では腐朽していることがよくあります。こちらの鎌倉市指定歴史的建造物もこの通りでしたので、新材に取り替えました。もう安心。

 耐震補強工事

このように立派なお堂の寺院様から、耐震補強のご相談をいただきました。ありがとうございます。帰り道、松本棟梁が道に迷ってしまったことは内緒にしておきましょう。

 夏と冬

取り壊されされそうになった歴史的建造物の調査に行きました。「守る会」が発足し、定期的にボランティアで草刈りやお掃除をしています。保存の方向になりますでしょうか。風通しの良い天井の高い広々とした伝統建築、夏は涼しそうです。それにしても冬は寒…

 写真撮影 

工事完了した歴史的建造物の写真を、プロカメラマンさんに撮影していただきました。秋晴れだったのですが「晴れすぎ」だと影が黒くなり撮影には適さないのだそうです。特殊技術を駆使しておられました。ありがとうございました。

ドア修繕  

登録文化財の歴史的建造物の邸宅ドアが故障し、修繕しています。このような定期的なメンテナンスがとても大切なことなのです。

 鐘(かね)

鎌倉円覚寺境内に行きました。円覚寺の鐘は「国宝」です。国宝といえば、重要文化財の中でも特に大事!とお国が指定したお宝。ですが、そのお宝を下げている鐘楼(しょうろう)は何とも不思議な建物でした。